久方ぶりの九州大市

明日の九州大市の出品準備で、今日は一日中本の整理。二本目の通路を塞いでいた中文書をほぼ全部括って80本。4本の通路全部すいすい歩けるようになった。3年振りだ。気持がいい。
15年位前にも(うろ覚え)九州全体の大市をやったことがある。最初は全連(全国古書籍商組合連合会)大市としてスタートしたはずが運営方針を巡って大揉め、実行委員会は分裂して九州大市に格下げになってしまった。
反省会もケンカ別れになって九協(九州古書籍商協議会)も解散、もう生きているうちには九州全体の大市などやれないだろうと思っていたけれど、この十数年の状況変化は凄まじい。店売りはほとんど壊滅、ネット売りの老若がどんどん組合に加入して、はかたの市場の担い手は一新されてしまった。他の組合の面子はそれほど変わっていないのに、今回九州大市開催までこぎつけたということは、ネックはやっぱり福岡だったんだな。反省しようね、古株の福岡組合員諸君。
明日の売り上げ目標は、前回実績の百分の一!らしい。このささやかな目標をなんとかクリアして、閉会後の懇親会ではうまい酒を飲みたいものだけれど。