八日目の蝉

昨日録画で観たテレビドラマの、その記憶の薄れないうちにと、今日は映画版「八日目の蝉」に行ったけれど、失敗だった。早すぎた。なにしろぶっ通し全6話がまだ頭の中に渦巻いていて、映画観ているうちにごっちゃになってしまった。配役違って同じ俳優を使うのはまずいでしょう。ますますこんがらがる。
とにかく、テレビは母親の、映画は娘の物語であったと、そういうことだな。補完し合ってるといえないこともない。どちらも観てソンはないです。
テレビでラストシーン、母親の叫びに意表を突かれた。ちょっとウルッときた。あれは男の作家にはまず書けませんね。映画ではセリフがちょっと違ってた。元の小説はどうなっているのか確かめたいけど、以前入荷した覚えのある原作本はいったいどこにあるのやら、捜索は困難を極めそう。
母親は子どもに食わせるのだな。食わせて抱きしめて泣いて笑って育てるわけだ。偉大だな。国会議員定員の半分は女性に充てるべきだ。男どもの茶番は飽いた。