訃報とはかた特選市

今日は久しぶりの特選市。メンバー代って張り切っている市場同人に少しでも協力しようと、昨日は一日出品準備に当てるつもりだったけれど、大学クラブ同期S君の予期せぬ訃報が入って意気消沈、結局用意できたのは11点のみ。
点数はここ数年では一番多かった。しかし落札値はいまいちだったか。10万超えたのは一点だけだったような気がする。
また新人紹介があった。十年も前から「ホンガウレナイウレナイ」と皆嘆いているのに、どういうわけか組合加入希望者は絶えない。
会社の業態転換らしく、社長と店長が紹介される。なにやら大分前にも同じことがあったような。前回はたしか洋服屋さん。やはり社長と店長二人で市場に来て数回買いまくってあっさりいなくなった。業績が悪化したからといって「さあ諸君!これからは古本やるぞ」といきなり言われても、本に興味のない人には辛かろう。なんとかうまくやってもらいたいものです。
帰宅すると、OB会のメーリングリストでS君の話題が飛び交っている。また落ち込む。画像が添付されているものもある。山頂での集合写真。どこの山だろう、思い出せない。同期の仲間十数人。みな若い。髪も長い。あの頃床屋なんぞ、誰も行かなかったもんなあ。
昨年秋九重のキャンプ場で、やはり同期のG君と酔っ払い、深夜の迷惑電話をかけたのがS君の声を聞いた最後だった。「こいつら相変わらずバカか」と思っただろう。まあ実際そうなんだけど、それにしてもあれっきりとはまさか・・・忸怩たる思いがある。