同世代がまた一人いなくなる

朝5時起床。眠気と闘いながら、なんとか出品21点作って持っていったけれど、予定(希望願望)の6万円にははるか届かず、半分強がやっとだった。
長崎のG書店が久しぶりに顔を見せている。
「お、珍しいね」と声をかけたら、
「うん、もう店閉めるけんね、本の始末に来たとですよ」
ビックリして何と言ったらいいのやら。
「このところ、赤字がひどうて、もうやっちゃおれん」
「僕は年金も貰う当てもないし、なんとか次の仕事見つけてばりばりやらんとね」
確か私より一つ二つ年上。いまさら違う仕事もきつかろう。
「組合に籍だけは残してさ、時々小遣い稼ぎに市場に顔出してよ」
などと無責任なことを言ってみる。