あやしいものではありません

昨夜から気の重いメールが連続、気分転換に海に行った。
海に行くといっても、わが家から歩いてほんの10分。幅500mほどの防風林を抜ければ、そこはもう玄海灘。
いつもはカミサンとのんびり散歩するのに、今日は一人だから無人の砂浜を無念無想一時間半、ついつい歩きすぎて海の中道海浜公園に迷い込んでしまった。海岸側からだと境界線も定かならず、簡単に入れるのね。
広い公園の中は誰もいない。どうやら今日は休園日らしい。案内板を見ながら海の中道駅口にたどり着くと、ゲートがガッチリ施錠されている。出られない。事務所は無人。ちょうど通りかかった作業車を呼び止めると「僕、関係ないです」と逃げてしまった。せっかく正面入り口まで乗せてもらおうと思ったのに。
正門まで駅ひとつ分。とても歩く気にはならない。ちょっと怖いけど、2mもあるコンクリート柱の柵をよじ登って、どうにか脱出。
無人の園内をうろつき回ったり、ゲートの施錠をガチャガチャしたり、事務所のガラス叩いたり、柵をよじ登って逃げ出したり。ひょっとしたら、監視カメラに全部映ってるんじゃないだろうな。
ただの迷子なんです。