腕力仕事

朝、草香江雄朋堂に行く。奥さんと長男と、遺された本の処分の打ち合わせ。昨夜文書にしてみた整理の手順をおおかた了承してもらう。
この店に来たのは15年ぶりくらいか。まったく人文系図書専門店に変貌している。亡くなる一週間前の電話で「捨てるような本はないと思うんだ」と言っていたけれど、なるほどね。文庫・雑誌の一冊にいたるまで故人の思い入れがこもっているような。わが店の貧しい在庫を省みていささか忸怩たる思いがある。
さて、家賃のこともあるし、なんとか今年中には片付けたいけれど、一度に大量に市場に出すと、値崩れのおそれもあるし、なんとかうまく知恵をしぼって・・・。