二十数年もの

わが家の冷蔵庫は何時買ったのかも忘れてしまったくらいの年代物で、カミサンのグチの種。いつも「冷えない」だの「ドアが閉まらない」だの「電気代がかかる」だのブツクサ言っております。昨日、盆に帰省予定の娘から「帰ったら買ってあげる」とメールがきました。喜んだカミサンさっそく下見。電器屋三店も付き合わされて、私は疲れた。
私が選んだのは8万円弱。カミサンはなんと12万円強。たった二人の生活で、なんで12万円の冷蔵庫が必要なんだ!クーラーの修理さえままならないというのに。
「私が使うんだからアンタは関係ない。中途半端な買い替えならいらないヨ」それはまあそうだろうけどね。「しかし、アイツ冷蔵庫の値段なんか知らないんじゃないか?3、4万位に思ってるかもしれん」カミサンも弱気になって「それじゃあ、聞いてみる」
帰ってシャワーを浴びてさっぱりしたところへ「ほらほら返事きたよ。このメール見てごらん」画面は『15万円までならいいよ』でした。
親の知らないところで、子どもは大きくなっているのです。