紛争勃発

カミサンの里では家の立替を計画中、設計図を引いてもらっているところに今回の地震が思わぬ波紋を引き起こしているらしい。
島根県の益田、今回は震源から数百キロ遠く離れて「揺れたかな?」という程度だったそうですが、私たちを心配して何度も電話をくれた義妹が、地震対策でツーバイフォー・スレートぶきに設計変更を主張、「瓦の家じゃなきゃご近所に恥ずかしい」と義母は猛反対。島根は"石州瓦"の本場です。赤っぽい家並みは独特の風情があります。山口を過ぎ津和野にさしかかるあたり、だんだん瓦が黒から赤に変わっていっていかにも山陰に向っている気分になります。なかなかいいものです。義母の言い分もわからないじゃない。とはいうものの、震度6弱の恐怖を体験した私としては、次に家を建てる時は(そんなことはないだろうけど)絶対に平屋でツーバイフォー、屋根なんか軽けりゃトタンでかまわないと思っているのであります。
ま、二人の言い合いは母娘でじゃれあっているようなものだから、首をすくめて黙っていよう。