余震雑感

子どもたち:二人とも関東で一人暮し。娘は一時間もしないうちに電話をくれました。息子からはもう日付も変わろうとする頃でした。「なかなか繋がらなかったんだ」など弁解しておりましたが、いやいいんだよ、心配してくれただけでも上等だ。
静寂:50m横のJR香椎線踏切遮断機が下りたままになって動かない。すぐにパトカーが来て「復旧の見込みはたちません。他の道に廻ってください」とアナウンスしたため、一般車はいっせいにいなくなり、西鉄バスだけが7、8台残りました。それから3時間、車の騒音のないまったく静かな時間でした。引っ越し以来10年、初めてです。深夜でさえ暴走族・ダンプカーの絶えない準幹線道路。ささやかな慰めになりました。
対策本部:地震直後から有線放送が始まったのですが、あわてているのか音が割れて何を言っているのかさっぱりわからない。二時間後突如明瞭になって「自治会で対策本部を設置しました。何かあったら本部まで」地震で何かあったら、警察か消防に連絡するような気がしますが。
埋立地:夕方気を取り直して発送に行きました。途中の人工島交差点が何かおかしい。スキーのジャンプ台みたいにアップダウン。おかしいな?こんなだったかな?不思議に思いながら郵便局で発送、引き返してみると、ちょうど通行止めの作業中でした。やはり地震の影響で地盤がおかしくなったらしい。遠回りして帰りました。ただでさえ宅地が売れないらしい人工島、さあこれからセールスが大変だ。
危機管理:枕元に服を着る順番に並べ、携帯やメガネ、財布などもパッと取れるよう確認して寝ました。絶え間ない余震で揺りかごで寝ているよう。明け方の特に揺れた一発は多分震度4、目覚まし時計ですか。