たかがテンされどテン

先日申し込んだ総合口座ゆうちょダイレクト、申込書が送り返されてきた。
「名前が間違っている」という。
「あなたの名前の“原”の字はテンの無い“ハラ”です」という。
いやそれは自分の名前だから、遠い昔親父から念を押された記憶もあるし、テンがないことは知ってはいるけれど、そんな文字、パソコンでは打てやしないのだ。
しかし、ついこの間の同じゆうちょダイレクト振替口座はすんなりと通ったのに、いったいどういうことだ?これまで数十年、入学試験や入社試験、運転免許に銀行口座にローンにクレジット、一度も引っかかった覚えがないがなあ。そういえば結婚届の時には「テンがないハラですね」とは言われたけれど、そのまま受け付けてくれたような気がする。違うか。その場で書き直したのか?
返送された封筒の表書きにも“原”の字、ちゃんとテンがある。文句付けるのなら正しい名前で送り返してもらいたい。