やっぱり雨の日はだめだわ

小雨の中をご近所まで、車で5分。
冊数は相当に多い。文庫と新書と雑誌と一般書。カラーボックスなどに詰め込んで廊下や納戸や屋外の物置など、あちこちに分散している。
雑然とした様子にいささかためらう。折れ曲がった本が多い。タバコのヤニもある。ボックスを重ねているので、全体を見るのも一苦労。助かるのはせいぜい一割か二割。これを全部片付けるのは1日がかりの大仕事だが、はたして引き合うのだろうか。
「買い取りは定価の一割くらいかね」とご主人。
とんでもないです。全体で計算されてはたまらない。一部しか引き取れないこと、その場合の値段も○万円だろうことを説明すると、「少し考えさせてくれ」とのこと。ちょっとほっとする。