命の値段

生命保険の説明を聞く。なにやらチンプンカンプンではある。
これまで何度も電話で「お話させてください」と申し入れがあったけれど、面倒だから断っていたのに、一昨日ついに捕まってしまった。駐車場の入り口を遮るように車を停めて待ちかまえているんだから、逃げようがない。寒いのに熱心なことです。
カミサンの保険が来月で満期になるらしい。
「このまま自動継続してしまうと保障は減って支払いは増えるんですよ」と脅される。
いったん今の契約を解除して新しい契約をすると20数万円がもらえるって、この貸付金たあ、いったい何だ?
20数万円に目が眩んで言われるままに承諾したけれど、よく考えると、これまで払い込んだ数百万円が、20万円強でうやむやになってしまうわけだな。証書を探せだの印鑑を探せだの、ああ面倒くさい。
今日初めて聞いた(ような気がする)カミサンの保険、なんと死亡保障3,600万円だった。驚いた。うちのカミサンにそんな価値があったのか!おみそれしました。
一方、私の保障は1,000万円。十数年前、お任せで入った保険。保険会社の見立ては「この家は、カミサンの値段ダンナの3.6倍」ということなのか?そうですか。どうせそうでしょうよ。