朋あり遠方より

昨日は、早朝屋久島から、夕刻には故郷から友人来訪。早々と酒宴になってしまった。飲みすぎた。吐いてしまって、カミサンと娘からさんざん叱られた。当分小さくなっていよう。
屋久島はヒッピー、故郷は刀鍛冶、それに私が古本屋。三人とも世の中の主流からはかなり外れているなあ。
屋久島ヒッピーとは二十代の頃、トカラ列島・諏訪瀬島で同じ小屋に暮らしたことがある。毎日深夜3時頃ガサゴソとヨガ(らしきもの)を始めるのはいい迷惑だった。昨夜も夜中2時に物音がするのでカミサンが見に行ったら「やあ、おはよう」などと言ったらしい。島と違って博多では夜中の2時に「おはよう」の挨拶はしない。
短パン一丁裸のおじさんを嫌がって、娘はとうとう顔も見せなかった。「うちの娘は堅気なんだから、服を着ろ」と言っても「へえ、そうなの?」と全く意に介さない。あの頃スワノセでは皆、男も女も裸んぼのような生活だった。30年経っても全然変わらない。なかなかの根性ではあるな。
考えてみれば会うたびにお互い10歳づつ年くっている。次の10年後はあるのだろうか。