今日は一日当番。
朝8時半から夜11時まで会場にいたらさすがにバテた。腰にきた。
三連休前日とあって、夕方から人出がどしどし多くなる。ゴミも膨らむ。会場周辺は古書組合の責任ということになっているらしい。我々の商品からゴミなど出ないんだけれど、そこは約束でしょうがない。暗くなって、ほとんど30分置きにゴミ箱の片付け整理。焼き鳥のクシやたこ焼きのタレ、カンやビンやペットボトル。けっこう重いしなにより汚い臭い。それに半端な量じゃない。悪戦苦闘していると、寄って来た若い女性が、
「すみません、捨てさせていただいてよろしいですか?」
「ええええどうぞどうぞ、この袋に」
「ご苦労さまです。ありがとうございます」
びっくりして、一緒に作業していたSW書房娘と顔を見合わせて
「えらいねえ。なんだか、うれしいねえ」
会場周辺にたむろしている若者たちみな、傍若無人といった雰囲気がかけらもないのは、やはり筥崎さんのご威光であるのだろうか。