炎天下

最近真っ昼間の買取はほとんど罰ゲームの気分。今日は熱中症寸前で倒れそうになってしまった。
福岡タワーすぐ近くの百道浜。このマンションが手強かった。大きな敷地に6棟、複雑に入り組んでいてどこが入り口やら出口やら。管理人室さえわからない。やっと見つけた指定棟の玄関前は公園のようになっていて、車の横付けは無理。周囲の道路はすべて一車線で交通量はかなりある。博物館も図書館もすぐ近くだし、駐車違反はあっという間に持っていかれそうだ。仕方がない。300mほど離れた有料駐車場に入れて引返す。
18箱、まず7階から玄関ホールまで下ろす。3往復。玄関自動ドアは内側からは開くけれど、外に出たら戻れない。1箱を挟み、ドアがガタンガタン行ったり来たりしているタイミングを計って、とにかく外に放り出す。ドアが箱にぶつかる度「ああ本が傷む」と気が気じゃないけれど、管理人さんが見たら「ああドアが壊れる」と怒るだろう。途中女性が横をすり抜ける。「どうもご迷惑をおかけしてすみません」と謝ったけれど、こちらを見もしなかった。白昼堂々大規模窃盗団とでも思ったのではあるまいか。
さて全部出した。しかしまだ道路まで50mある。これも3往復する間に二度荷崩れしてぶちまけた。かっこつけのレンガ舗装がいけないのだ。駐車場まで車を取りに行き、喘ぎ喘ぎ積み込み、一時間で家にたどり着き、夜勤明けのカミサンに手伝ってもらってやっと荷降ろし、シャワーを浴びてクーラーをガンガンかけてひっくり返ったけれどもまだ頭痛も吐き気もおさまらない。