はかたの熊本市



今日の大市は、会場はいつもの筥崎宮なれど、熊本二十日会主催。市会が県境を越えて他県で開催されるのは珍しい。というより全国でも初めてのことではあるまいか。以前は開催地域をめぐってケンカばかりしていた即売会は、今では他組合員との協働がなければ成り立たなくなってしまった。市場も試行錯誤、変化していくのは当たり前か。九州中の市会がはかたに集まる、なんてことには、まさかならないだろうけど。


人も荷も多く、初めての試みはどうやら成功。ただ、若い業者の参加が少ないのはちょっと寂しかった。今では全国でも珍しくなった“回し入札”を敬遠したのだろうか。はかたでは15年も前に廃止した方法で、興味のない荷が流れている間もずーっと座っているのは、慣れていないと、確かにちょっと辛くはある。