酒は控えめ



早朝6時目が覚めたらどういうわけか店に明かりが点いている。PCも稼動中で受注メールのプリントアウトも数枚。作業中ですがちょっと中座します、という塩梅に見える。しかし、まったく記憶がない。
昨夜は学生時代のクラブの集まりで、酒も料理もみなの顔も、散会後バスに乗る瞬間まで鮮明に覚えているのに、その後がスパッと切れ落ちている。二十数年前けがで全身麻酔の手術をした、あの記憶の断絶に似ている。あの時はベッドに寝ているだけだったけれど、今度はかなり長い距離と時間をうろつき回っているわけで。変なことをしてなきゃいいが。