このところ連戦連敗



越境して北九州市八幡西区まで。インターネットで当店を見つけたというお客様が、70代かなり高齢のご婦人で驚いた。ネットの普及もここまできたか。


文学関係全集類を中心に壁二面が埋まっている。
しかし、あれこれ一時間以上も話しているうちに、
「これはやっぱりデイケアに寄付しよう」
「陶器関係は、○○さんに残しておいてね。あなたとご同業の知り合いがいるのよ」
「この箱の本は、まだ読みたい本があるといけないから残しておこう」
どんどん減っていって、結局全集三つと二十数冊だけに。
ほとんど戦意喪失して買取値段を言うと、
「そんなに安いのならやっぱり○○さんに全部持っていってもらうわ」


「博多からわざわざ来てもらって悪いから」
LPレコード“お好きなの数枚”持って帰るよう言われましたが、もちろん丁重にお断りしました。


PS:「文学全集はひとつ5、6千円で古本屋さんが買ってくれると言っていた」(誰が言っていたかは不明)と主張されておりましたが、古い版の鴎外・漱石・龍之介・潤一郎といった大御所にはあまり期待されない方がいいかと・・・・。