それでもなんとか数箱

午後になって電話二件。昨日、明日の丸善当番の合間にちょうどぴったりはまって、ありがたいことです。
ご近所の和白丘はキリスト教関係。ただし5冊のみ。事前にお聞きしてはいたものの、あわよくば他の本も一緒にとの目論みは見事に外れる。
気を取り直して二件目、中央区小笹。途中渋滞に引っかかった上に、目的地寸前の交差点で右左を間違え、全く反対方向へ。気づいた時にはもう数キロも走っていた。どうやら、方向感覚が消滅寸前らしい。これからは近場の山に行く時にも地形図を忘れないようにしよう。最近同年代の遭難騒ぎをよく聞くのはそういう訳でもありましょうか。
お約束の時間ぎりぎりに間に合ったお宅は、大きな扉付きの棚四本にギッシリ本が詰まっている。妙に白っぽい。全部の本にカバーをかけて、背に筆で書名が書いてある。なんと几帳面なと感心していたらこれがびっくり、カバーではなくて糊付けだった。九割がたの本の背・表裏表紙が白い紙で覆われて全く原形がわからない。「お父さんは本を大事にする人だったから」とのことですが、全面糊付けがはたして本を大事にすることになるのかどうか、いささか疑問なきにしもあらず。


発送するつもりの本は積み忘れるし、ビールも買い忘れ。厄日でした。