同世代ご難

一週間前にメールを送っていた学生時代のクラブの先輩Oさんから電話をもらう。
「毎日40も50もゴミメールが来るのにウンザリしてさ、このところ全然見てなかったんだ、大変なんだぜ」
そのくらいの数で何をおっしゃいますやら、私はその十倍も貰っておりまっせ。
「Sは6月に亡くなった。Mは5時間の手術でどうやら生き返った。先輩のKさんは息子を亡くして元気がない」
聞かせてくれる先輩・同輩の消息は、なんだか気の滅入るような話ばかり。最後にさらりと「俺も、もうすぐ手術や」
え!博多に残った連中の中で一番の元気印、まとめ役で皆頼りきっているのに。うちのカミサンなど「あんたが死んだら全部Oさんに仕切ってもらうから、安心して逝きなさい」とまで言っているのに。勝手に病気になってもらっちゃ困るです。
「俺の病気は酒飲んでもいいんだ。他の奴らとは違うんだ」
くだらんことを言わないでおとなしく療養しなさい。