寒かった 甘かった

九重・沢水キャンプ場。夕方からミゾレ交じりの風雨になって、持って行ったフリース二枚の防寒具ではとても足りない。人一倍寒がりの相棒G君がたっぷり持ってきたセーター、ウインドブレーカー、雨具上下まで借りて、モコモコで羽毛シュラフに潜り込んだはいいけれど、これが窮屈で胸が締めつけられて眠れない。彼は私より10cm以上背が低くてサイズが全然合わない。深夜まで着たり脱いだり、シュラフのジッパー開放したり。結局2、3時間も眠れただろうか。
今朝は、うって変わった快晴。祖母も阿蘇もくっきり見える。草っぱらに寝転んで、昨夜の鍋の残りを味噌汁にして朝飯食って、その残りをまたラーメンにして昼飯食って、一時過ぎまでムダ話をしただけで解散。
大学一年の春合宿で同じパーティーになったG君とは、その後の数十年間でさんざん飲んだけれど、山はそれ以来。「めったにないから」と無理やりお互いの写真を撮ったのは、まさか遺影に使うつもりじゃあるまいな。

数百張ゆったり張れるキャンプ場に、昨夜はわずか6張