一汗大汗


宝満山頂から眼下に四王寺山(410m)視界不明瞭、博多湾も見えない


連日の熱帯夜で寝不足、体がだるい。こういう時には一汗かくに限る。宝満山に登ろう。
大宰府近く宝満山は学生時代からのトレーニングの山で、春夏秋冬登った回数はおそらく200回以上。裏庭のようなものです。しかし今回は、一昨年体調をくずして以来約二年ぶりですから慎重にゆっくりと。竃門神社左手の林道を登り、池をすぎて3、400mのヘアピンカーブ手前の空き地に駐車。今日は先客一台。タウンエースから軽のアクティに代えて林道走りが楽になりました。四駆だし。これでもう少しパワーがあれば。
カーブの頂点から分かれてまっすぐに入る未舗装の林道は車の轍でグチャグチャです。途中シャベルカーなどが放置されているけれどもいったい何の工事なんだろう?工事のための工事ですか。20分ほど歩いて、小尾根からは“かもしか新道”に入る。このコースをとる人はほとんどいないようで、いつもクモの巣がすごい。今日も小枝で払いながら歩く。岩場では踏み跡も判然とせず、廃道寸前か?蚊がすごい。殺生禁断の地なのに多分二十匹は叩き潰してしまった。神さますみません。合掌。
とにかく暑い!そのせいか、人がいない。九合目の山小屋も無人で、そこから山頂までに2人。山頂で2人。下山中に2人。これまでの最少記録ではないだろうか。
正面登山道から下山する。こちらのルートはどんどん高度を下げるので、反比例して体感温度は急上昇。途中ほとんど吐き気がするくらい。100mにつき温度差0.6度を否応なしに実感しました。小学生の理科の勉強に最適な日ですか。
悪名高き百段ガンギ(石段が延々と続く)で膝が笑う。空身なのに情けない。車に帰り着いてすぐクーラーを最強に入れ、木陰でひっくり返って。
反省:ベットボトル(500cc)2本のうち1本だけを凍らせていったけど、2本ともそうするべきだった。いやそれよりも、予想最高気温34度とか5度とか言っている日に山など登るべきじゃなかった。

隣の棒杭には830mと書いてあります